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太陽光発電は本当に儲かる?実体験で解説!メリットとデメリット

こんにちは、太陽光発電サポートセンターの福田です!

先日、お客様と話していて、「太陽光発電って本当に儲かるの?」という質問をいただきました。ニュースで太陽光発電の出力制御の話題もありましたね(参考:朝日新聞の記事)。

結論から言うと、太陽光発電は「すこぶる儲かる」わけではないですが、損にはなりません。それでも気になる方は、続きを読んでくださいね。

実際のところ、太陽光発電って何円くらい発電してくれるの?

福田家の太陽光発電のデータをシェアします。これは2022年3月末から4月頭までの数字です。私の家にはソーラーフロンティアの5.4kWのパネルが設置されています。鈴与の0円ソーラーなので、初期費用は0円です。

2週間で341.5kWh発電し、そのうち自宅で使い切れずに売ったのが239.4kWhです。つまり、自宅で使ったのは102.1kWhです。鈴与の0円ソーラーの場合、売電収入は鈴与が持っていきますが、設置当時の売電単価が19円/kWhだったので、239.4kWh×19円=4548円が鈴与さんの収入になります。

102.1kWhは自宅で発電して使っている分です。鈴与の0円ソーラープランでは昼も夜も電気代が28円/kWhなので、28円×102.1kWh=2856円の電気代が浮いています。

1ヶ月でどれくらいになるの?

2週間でこの数字ですから、1ヶ月ならその倍になります。

発電量:683kWh

売電量:478.8kWh × 19円 = 9097円(鈴与さんの収入)

自家消費量:204.2kWh × 28円 = 5717円の電気代が浮く

0円ソーラーでも、月に5000円くらいの電気代が浮く計算になります。春はソーラーにとって良い季節なので、冬はもっと少なく、夏はもっと多くなるでしょう。

それでも、太陽光発電はすごく儲かるわけではない?

こうして見るとオトクな感じがしますが、実際はそれほど大きな儲けにはなりません。0円ソーラーの場合、少なくとも損にはならないのが良いところです。

有料でソーラーを設置すると、5kWで150~200万円かかることが多いです。仮に150万円だとして、月の売電収入と電気代削減額を合計すると、年間177,768円、10年で1,777,680円です。10年弱で元が取れそうな感じですね。

しかし、10年後には売電単価がガクッと下がるので、売電利益は期待できません。自家消費のメリットだけになります。さらに、15年くらいでパワーコンディショナーが壊れる可能性があり、その修理には10~20万円かかります。ソーラーパネルの廃棄も産業廃棄物として処理する必要があります。

0円ソーラーでは自家消費を上げるのがコツ

0円ソーラーだと売電収入は事業者に行ってしまうので、自家消費を上げることが重要です。昼夜問わず電気代が変わらないため、エコキュートを昼に回すと良いでしょう。エコキュートは1.0~1.5kWhを3時間運転させるので、1日で4kWhくらい自家消費できます。月にすると2000円くらい浮く計算です。

福田家の電気代の実情

福田家はエコ住宅で平屋、UA値0.38、ゼロ円ソーラーを導入しています。給湯はガスで、月に約4000円かかりますが、暖房はエアコンのみでストーブは使っていません。

冬の電気代は12/22~1/21で18,714円、1/22~2/21で22,554円です。真冬で家中を20度以上に保つ電気代としては、満足しています。こたつもストーブも不要で、どこにいても暖かいです。アパートに住んでいた頃よりも生活が豊かになりました。

まとめ:晴れた昼間はエアコン使い放題!

0円ソーラーの最大のメリットは、ズバリ、晴れた昼間にエアコンを使い放題にできることです。高断熱の家との相性は抜群で、快適さが全然違います。

皆さんも、太陽光発電のメリットを最大限に活かして、快適な生活を手に入れてください。エコキュートや高断熱の家と組み合わせることで、その効果はさらに高まります。

福田でした!

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